インフラ系エンジニアの感じるやりがい

インフラ系のエンジニアは、企業などに導入するサーバー周辺のネットワーク基盤の確立やソフトウェアなどの設計をSEやプログラマなど様々な人たちと力を合わせて、一つのシステムを作り上げる職種です。たとえ一時期とはいえ、これだけの関係者が1つのことに心を合わせて力を合わせプロジェクトを進めるため、システムが完成したときには独特の喜びが味わえるのではないでしょうか。

この時の関係者同士で新たな人脈が気づけそうですよね。こんな出会いも大切にしなければならないのかもしれません。またインフラ系のエンジニアは、設置作業が終了すると運営、保守が始まるのです。運営開始時には、”自分の作ったシステムが動いた”という喜びもひとしおでしょう。保守ステージを迎えると、自分の作ったシステムを利用している人たちに快適に業務を進めてもらわなければいけないという気持ちになるはずです。そんな思いを持ちながら毎日保守作業を行うと、多少の残業もしょうがないかと考えられるようになりそうですね。

時には、システム利用者から寄せられる感謝の言葉には、涙が出るほどの嬉しさが湧き上がることが考えられます。このように、インフラ系エンジニアの喜びはシステム確立時の仲間洞での喜びと、システム利用者から受ける感謝の言葉などで支えられ、仕事に対するモチベーションがキープされていると言っても過言ではないのかもしれません。経験を積みながらの自分自身のスキルアップもちょとした自慢要素となりそうです。

インフラ系エンジニアにありがちな事とは

インフラ系エンジニアの仕事は大きく分けて3つあります。まずはクライアントの求めるインフラ整備がどのような仕様になるのか、ヒアリングを行って把握することになります。コストや機能などを最適なものとするよう検討してから、設計書の作成にかかることになります。その次はインフラの構築に取り掛かります。機材を導入して組み立てを行い、必要なソフトウェアをインストールしてから動作確認を行います。負荷テストを済ませた後は管理業者に移ります。安定したサービス提供ができるように、常にチェックすることになります。

インフラ系エンジニアはハードウェアの知識が求められるのは当然ですが、大事なのは機能とコストとのバランス具合です。クライアントが提示する予算でどのような機材を選ぶのか誰もが悩むことになります。オーバースペックとならないように、なおかつ将来の拡張性も考慮することになります。このようなハードウェア以外の知識なり経験が必要とされています。

さらにインフラ系エンジニアからシステム系に移るケースも増えています。システムを構築する点においては共通するスキルが多いからです。プログラミングスキルさえ身に付けることができれば、十分にシステム系へとキャリアチェンジすることができます。そのために、プログラミングを学習する人も増えています。これまでに培った技術や経験をそのまま活かすことができるので、手軽にキャリアチェンジが行えるメリットがあります。インフラエンジニアとして専門性を高める人も将来のキャリアチェンジを目指す人も、長きにわたって活躍するためにエンジニアの未来を考える時間をじっくりもつことはおすすめです。